このモスラ 2003は、東京SOSバージョンです。注目すべきところはベースの完成度とモスラ本体の造型。
素材はリアルさを追求するために、圧倒的な重量と質感を持たすことができる『コールドキャスト』を使用しています。
モスラ 2003の特徴は、『羽の向き』と『岩』にあります。今までのモスラはほとんど羽が下向き。
このモスラ 2003は、あえて羽を逆にして、降り立つ瞬間を表現しています。
展示ペースは、なんとモスラの生息地であるインファント島の瓦礫場にある岩を使用しています。
このモスラ 2003は、モスラ本体の造形は当然ながら、ベース単体でもオブジェになるくらいの作りこみをしています。
幼虫2体もただおまけとして付属しているわけではなく、インファント島のオブジェを飾る名脇役としての意味合いがあります。
有名怪獣原型製作でプロデビューし、このモスラ 2003をはじめ、キングギドラやモスラなども手がけています。
M-ARTS(エムアーツ)のリアル仏像ワールド『四天王』の色彩監修のきっかけにより、現在は立体造形の極致としての仏像造形にも携わっています。
素材としてコールドキャストのほかにも、木彫のゴジラやモスラ、キングギドラなどの
新作を次々と発表予定の今もっとも注目される造形作家です。