造形作家/茨木彰がM-ARTSの造型部長として転身し、初めて手がけた造型が「初代キングギドラ」(1964年公開『三大怪獣 地球最大の決戦』より)です。先行してガレージキットを販売しましたが、木彫化を前提として造型を完成させています。
木彫は失敗すれば修正が利かず、一から作り直しとなります。 幼少の頃から仏像彫刻に従事してきた仏師の精神力と集中力の高さをもって、やっと完成させることができます。 また天然素材なので、木目色目に違いが生じますが、それが型抜き量産品と決定的に違う“味”となります。 木目も色目も違い、手彫りで完成させた本作は、全てが微妙に違う味を醸し出しており、お客様だけの世界に一体しかないオンリーワンの作品としてご鑑賞頂けます。
茨木彰の造形力と仏師の手技が融合し、「木彫 キングギドラ1964」が誕生しました。 一刀入魂の力作をご堪能下さい。
有名怪獣原型製作でプロデビューし、この木彫 キングギドラ1964の原型をはじめ、ゴジラやモスラなども手がけています。
M-ARTS(エムアーツ)のリアル仏像ワールド『四天王』の色彩監修のきっかけにより、現在は立体造形の極致としての仏像造形にも携わっています。
木彫のほかにも、素材としてコールドキャストのゴジラやモスラ、キングギドラなどの
新作を次々と発表予定の今もっとも注目される造形作家です。