このゴジラ ジオラマは、「ホビージャパン」の撮影用に作成したジオラマです。です。注目すべきところはベースの完成度とジオラマとゴジラのバランス。
素材はリアルさを追求するために、圧倒的な重量と質感を持たすことができる『コールドキャスト』を使用しています。
ドッシリとしたボディーに荒々しい表皮、巨大な背びれ、どこか鳥を思わせる頭部は見る角度によって
表情を変え、特に横顔は狼のような精悍さがあります。
体をひねって尾を回し、大きく前進する「動」のポーズで造形しています。
苦労したのはやはり顔で、何度もリテイクを繰り返し何とかモノになりました。
有名怪獣原型製作でプロデビューし、ゴジラ ジオラマをはじめ、キングギドラやモスラなども手がけています。
M-ARTS(エムアーツ)のリアル仏像ワールド『四天王』の色彩監修のきっかけにより、現在は立体造形の極致としての仏像造形にも携わっています。
素材としてコールドキャストのほかにも、木彫のゴジラやモスラ、キングギドラなどの
新作を次々と発表予定の今もっとも注目される造形作家です。